人生はチョコレートの箱のようなもの開けてみるまでわからない

行ってきました。フォレストガンプ
2014年6月1日(日)開場12:30開演13:00東京グローブ座2階2扉A列20番台

ななめ横から見る感じでしょうか。ステージが前に出ているのでかなり近いです。このステージをフォレストが走ったりします。セットらしいセットはなく、ステージの横に楽器が置いてあります。生演奏も凄いんですが、少ない役者さんで何役もこなし(フォレストとフォレストの母、ジェニー以外は何役もやっている)セット?というか小道具を動かし、演奏をする。2時間10分というやや短く(添い寝のあとだから短く感じるだけ?)小さなカンパニーですがそれに気づくのはパンフ読んでから。というのは、見ている間はとにかくスケールが大きく役者が少ないとかセットが簡素というのはまったく気にならない。奥行きというより時の流れを横へ横へと感じる感じのつくりかな?小道具一つ一つが荷物を梱包する包みにくるまれていて、割れ物注意とか赤い紙が貼ってある。場面が変わるタイミングで役者が梱包の包みを破る。舞台の床も梱包されてて役者が動くたびに紙が擦れる音がする。最後は床の梱包を破り芝生が出てくる。この演出の意味ってなんだろうなー?
生演奏は終始セリフをしゃべっている田口君の邪魔をいっさいすることなく穏やかに流れている感じ。とても自然。でもジェニーがバンドやっているのでその場面では全面にでてくるんだけどそれもそれでかっこいい。
 話自体はくるくると場面が展開する感じで、これを2時間ちょっとでこの人数の役者と小道具、セットもシンプルのなか違和感なくしかも集中できたのは、田口君のおかげだよね。終始セリフがあって、フォレスト目線のナレーション。フォレスト目線ってのがいいんだろうね。純粋無垢、天真爛漫なフォレストが見る世間ってのは不思議だらけ。難しいことがわからないんだけど別にわからなくていいじゃんってなるわけで。思ったことを場の空気を考えずに言ってしまうシーンは会場から笑い声があがったりしてそういうのもまたよかった。ていうかねずーっとニコニコしちゃうんだよね。観客が笑顔で笑いあり涙ありって感じ。なにより双眼鏡をもっている観客がすごく少なかった。
田口君はとにかくかわいい。ずっとかわいい。あと。見た目二次元だからこういう舞台でも違和感ないのかも?話の内容が内奥だけに。金髪も違和感ないしね。青年期も違和感なし。あとよく通る声は舞台向きですよね。今回のように田口君のセリフがナレーションみたいな役割を持っている場合、聞き取りにくい声質だとねぇ。ていうかさ彼にしかできないよ。この役。経験だけでどうにかできるものでもないから。むしろ経験が少ないからこそ、素直でかわいいフォレストが演じられるのかもしれない。
ついったで見かけたベッドシーンとかおしりとか。想像してたよりかわいくてwおしりに関してはまぁ徴兵ですからwベッドシーンは大人な雰囲気はなくてとまどいながら大人を知っていく過程を見ちゃったw的なwまぁこれは座席の角度的にシーツの中が見えちゃっててw裏側みちゃったからなー次こそ真横の席だからここだけが残念
できればファン以外の人に見てほしい。たまには難しいことを考えず現実を忘れるのも大事だよ。田口君が見事に現実から離れさせてくれるから

最後の三方礼はなんだろ?きりっとした感じがちょっと。でもまだフォレストが抜け切れてないから可愛さ半分。あと半分は田口君。ていうのも話の終わり、暗転してそのあと照明がでてもまだベンチに座っているから現実に戻れきれてないまま終わるって感じ。カテコは2回でした。2回目はスタンディングオベーション。そして座長の挨拶は
「今日は初めての1日2回公演なんですが後先考えずに全力でやりました。それがフォレストなのかなと思います」「感想とメールで教えてほしい」「グッズも買ってね。高島さんも気に入ってくれてます」途中カミカミになっちゃって時々ほっぺをペチペチしながら話してたwきっと挨拶と考えてたかもしれないけど、舞台に集中しすぎて切り替えができてないまま話してるからなんだよね。すっごくかわいかったよ。
あとすごい汗の量。汗がぼたぼた落ちてたよね。ってそれが見れるぐらい近いんだけどねwだから髪の毛が汗でべったりなんだよねw
ほんとお疲れ様。次見に行くときは絶対進化してると思うから本当楽しみだよ