クライマックス ビシッとと決めて 拍手の渦に酔いしれる

『NO WORDS,NO TIME〜空落ちた涙〜』2013年1月23日(水)14時開演
東京グローブ座 1階 4扉 I列 20番台
行ってきました。田口君の舞台。というわけで感想です。ネタバレはないかと思いますが












ネタバレは不可能だと思います。個人的な見解ですけど。初日からネタバレとか感想はついったで見てましたが、田口君の様子は分かるんだけどね。あとストーリーは初日前に発売された雑誌におおよそのストーリーが書かれていましたがあのままであ以上でもないんです。台詞もなく、ダンスはジャニ中心で見ているのでなじみがないダンスですし。あとそれ以上に上手く言葉で表現できない舞台なんです。とにかく視覚から入ってくるものと音楽、会場の雰囲気・役者の動き・ちょっとした表情。細かい、ちょっと瞬きしたら見逃しそうな演出。情報は最低限なのにすごく深い。ストーリーはそんな感じなわけで分かりやすく単純です。台詞がないのと、ダンスがなじみがないジャンルってのがちょっとどう出るかというのがありましたが。こういうジャンルのダンスだからあの異様な空間を作りだせたのでしょうかね。主役2人と女性以外のいダンサーさんの動きが異様に見えるんです。それがパラレルワールドと現在の違いを表現しているんでしょう。ダンスだけではなく台詞の変わりに小物やバックの映像、音楽・衣装と衣装のチェンジがうまく活用されていたと思います。ただ後悔しているのはもう1枚とればよかった。私は1回しか入れないのであえてネタバレ用紙(会場に置いてあるグレーの神)を読んだんです。もしストーリーがついていけなかったらもったいないなって。もしもう1回行けたら1回目はネタバレ読まずに見て、自分の感性だけでこの舞台を楽しみたかった。そのあとにネタバレ読んでもう1回見る。これが一番いい方法だと思います。きっとこの舞台は10人いたら10人違う感想を持つと思うんです。ぶっちゃけ意味が分からなかったってのもありだと思う。その人が感じたものが全て。答えなんてないんです。よってネタバレ見てしまって余計な知識が入ってしまったので・・・残念。これは知識が邪魔をするかもしれない。だからと言ってネタバレ読まないほうがいいよってことではないです。それも自由だと思うんです。
舞台の感想ですが。とにかく疲れました。これはいい意味です。というのは冒頭から重い空気がだけが漂い、音楽もない無音から始まります。こういう場所で観客もいるのに無音ってすごい緊張感が走ります。そしてダンスや体の動き、手と足の動き、時々出る役者の表情。ただ中盤近くまで役者さんは無表情だったと思います。何もかも見逃せない。どうしても田口君を見てしまうんだけどそうすると流れについていけない。全体を万遍なく見たほうがいいと思うんです。
そして中盤の幸せそうな表情としなやかで柔らかい動きで感情を表現してます。登場人物との繋がりは、前もってふせんはあるのでそれを見逃さず次に繋げることが出来ればストーリー理解は困難でなはないと思いました。とここまで偉そうに言ってますがネタバレ後だからなwあーもったいない。きっとネタバレしてなかったら違う感想だったと思う。
そして我らが田口君。田口君が黒髪でパーマをかけた意味が分かりました。まるで鏡に映したような動き、シンメな動きが神がかり。背格好も似ているし。単純にダンスが上手いからという理由で選ばれたわけではないということが分かりました。東山さんとコンビ出来る体系とイケメンさ、ダンスの上手さは彼しかいないのです。
あと、プロのダンサーさんに混じって踊っていると田口君のダンスが分かりました。かつんでは一番正統派で上手いんですけど、この中にいると、さすがカツンの子。一人だけちょっと違うのです。いや。ダンスは綺麗です。持ち前の手足の長さが存分に生かされ、とても綺麗。東山さんとのシンメダンスも完璧なんです。ただ軽いんですよ。東山さんふくめ他のダンサーさんは重心が下なんです。このジャンルのダンスは詳しくないですが、下へ下へと低い位置で動くことが多い。田口君もあるんだけど重心も下へ下へという動きなのに軽いというより軽やか。もしかしてそれが田口君の役柄を表現していたのかもしれない。パンフにはそんなこと書いてなかったけどwそれが逆に良かった。あとね・・・わかっていたけど田口君はくっそイケメンです。ほとんど無表情なんだけど無表情の美しさ。そして時々でてくる表情での表現。台詞がないので表情ですらせリフ代わり。でもこれは会場の特徴を上手く使った表現方法だと思う。会場が狭いから表情が分かりやすい。
よって総合的に言いますと面白かったです。そしてこういう企画ってほとんどないから田口君は本当にいい経験したと思う。
さて、田口君だけどさ。キャストの中では一番せが高いのね。すらっとしていてとにかく綺麗。それだけでも十分見る価値ありますよ。
そしてカーテンコール。3回ありました。最後は田口君「入り口、出口、田口でぇーす!」を生声で。この出口あたりからヲタも一緒にやって、それを見た東山さんが「ここみんな田口なの?うそうそかわうそ」ってやってくれました。
カーテンコールの田口君は拍手喝采の中、誇らしい表情にいつものじゅんのスマイル。この表情見ただけでこの舞台を楽しんで、誇りを持っていることが伺えます。そしていつものギャグ。キャストは全く台詞がないので我慢できなかったのかな?すっごく嬉しそうに入り口〜やってたな。そしてその笑顔といつものギャグが緊張感ではりつめた空気といい意味で疲れ頭や心を一気に解放してくれて、パラレルワールドから現時代に戻してくれます。真剣な表情のあとのじゅんのスマイルは破壊的であります。



とりあえず今思っていることはこれかな。日にちがたつとまた変わるかも。観劇直後の率直な気持ちでした。


舞台前日田口君の過去のソロ聞いたらなんかぐっときたよ。びしっと決めて拍手の渦に酔いしれる。まさにカーテンコールの田口君でしたよ。

またなんか思い出したら・・・ていうか思い出したらというかまた違う考えが出たら書こうかな。



スターありがとうございました。